概要

ヤマハ発動機は、コミュニティーサイト「YAMAHA PAS Life」の基盤システムを提供する外部委託先のサーバーが不正アクセスを受け、登録者約1,600名分の個人情報が閲覧・取得された可能性があると発表しました。氏名、住所、メールアドレスなどが対象で、同社は漏えいした情報を悪用した詐欺やフィッシングへの注意を呼びかけています。

ヤマハ発動機株式会社は2026年10月12日、同社が運営するコミュニティーサイト「YAMAHA PAS Life」の登録者情報について、外部から閲覧・取得された可能性があると発表しました。

不正アクセスを受けたのはヤマハ発動機のシステムそのものではなく、「YAMAHA PAS Life」の基盤システムを提供するコミューン株式会社が管理するサーバーです。

約1,600名分の会員情報が漏えいした可能性

ヤマハ発動機によると、2026年10月7日にコミューン社から不正アクセスについて連絡を受けました。コミューン社のサーバーに対する不正アクセスは、10月6日19時18分頃から21時02分頃にかけて行われたとされています。

影響を受けた可能性があるのは、「YAMAHA PAS Life」に登録していた約1,600名分の会員情報です。

漏えいした可能性がある情報として、以下が公表されています。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 性別
  • 住所
  • メールアドレス
  • 会員ID
  • ニックネーム
  • 自己紹介
  • 所属グループ

クレジットカード情報や決済情報は含まれていないとしています。また、現時点で漏えいした可能性のある情報の不正利用や、インターネット上への公開・拡散は確認されていません。

ヤマハ発動機のシステムへの不正アクセスは確認されず

今回の事案では、ヤマハ発動機自身が管理するシステムへの不正アクセスは確認されていません。外部委託先であるコミューン社のサーバーへの不正アクセスによって、「YAMAHA PAS Life」の登録情報が影響を受けた可能性があるとされています。

ヤマハ発動機は、情報が漏えいした可能性のある利用者に対して個別に連絡するとともに、コミューン社と連携して原因究明と再発防止を進めるとしています。

ヤマハ発動機などを装うフィッシングメールに注意

今回漏えいした可能性のある情報には、氏名や住所、メールアドレスなどが含まれています。これらの情報を悪用すると、受信者本人の氏名などを記載した、より本物らしいフィッシングメールや詐欺メッセージが作成される可能性があります。

ヤマハ発動機も、漏えいしたメールアドレスを利用して同社や関係者を装った詐欺行為が行われるおそれがあるとして注意を呼びかけています。

「YAMAHA PAS Life」「ヤマハ発動機」などを名乗るメールやSMSを受信した場合でも、メール本文に記載されたリンクをすぐに開かず、公式サイトや公式アプリなどから情報を確認してください。添付ファイルの開封や、リンク先でのパスワード・個人情報・決済情報の入力にも注意が必要です。

不審なメールを受信した場合

今回の事案に便乗し、「登録情報の確認」「アカウントの再認証」「セキュリティ確認」「返金・決済確認」などを理由に偽サイトへ誘導するフィッシングメールが送られる可能性があります。

身に覚えのないメールや、不自然に手続きを急がせるメールを受信した場合は、送信元アドレスだけで安全と判断せず、リンク先のドメインや公式サイトでの案内を確認してください。

公式発表・参考情報

不審なメールやSMSを受け取った場合

企業名やサービス名を装ったメールやSMSが届いた場合でも、 本文中のURLをすぐに開かず、 公式サイトや公式アプリから直接確認してください。

フィッシングJPでは、 実際に確認されたフィッシングメールや 不審なドメインの情報も掲載しています。

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